EEGLABで脳波解析に挑戦②
前回は、eeglabを起動して、脳波データを読み込むところまでやりました。
今日は、土曜出勤しているので、もっとどんどん進めますよ~♡
前回の続きのイベントファイルを読み込むところから書きますね。
1-2 イベントファイルの読み込み
file > Import event info > From Matlab array or ASCII fileをクリックします。
Import event infoのウィンドウが出てくるので、右上のBrowseをクリックし、事前に作っておいたイベントファイルを選択する。
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読み込んだイベントファイルを開いてみると、上にlatencyとtypeというラベルが付いているので、Input field (column) namesのところにlatency typeと入力してOKをクリックします。
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これで、必要なデータ(脳波のデータとイベントデータ)をeeglabに取り込むことができました。
2 フィルタリング
Tools > Filter the data > Basic FIR filter (new, default) をクリックします。
Filter the dataウィンドウが表示されます。
Lower edge of the frequency pass band (Hz)の欄に「1」と入力し、Plot frequency responseのチェックを外したらOKをクリックします。
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次に、Higher edge of the frequency pass band (Hz)の欄に「40」と入力し、Plot frequency responseのチェックを外したらOKをクリックします。
ここで、Plot > Channel data (scroll)をクリックすると、フィルタをかけた波形を見られます。
ギザギザが消えています!
スケールを調整すると、こんな感じになります。
3 電極の登録
Edit > Channel locations をクリックします。
Look up channnel locations?のウィンドウが出てくるので、とりあえずそのままでOKをクリックします。
Edit channel infoのウィンドウがでてくるので、左下の方のRead locationsをクリックします。
C:\Program Files\MATLAB\eeglab2022.1\sample_locsの中に「Hiralab.locs」というファイルを入れておいて(後日、作り方を解説しますね)、それを選択します。
すると、こんなウィンドウが出てくるので、最初のautodetectを選択してOKをクリックします。
元のedit channel infoのウインドウにロケーションデータが入力されました。
Fz, Cz, Pzの3部位の脳波とEOGのデータが入っているので、4か所のロケーションが登録されます。
(Channnel number (of 4)のところで確認できます。)
Plot > Channel data (scroll)をクリックすると、波形が見られますが、上からFz, Cz, Pz, EOGというラベルが付きます。
4 エポッキング
Tool > Extract epochsをクリックします。
Extract data epochsのウィンドウがでてきます。
一番上のtime-locking event type(s)のところには、target, relevant, Irrelevant1-4の6つを入れます。
Epoch limits [start, end] in secondsのところは、「-0.2 0.8」と入力し、OKをクリックします。
次に、Baseline removalというウィンドウがでてくるので、Baseline latency rangeを「-200 0」にして、OKをクリックします。
ここで、Plot > Channel data (scroll)をクリックして波形をみると、エポッキングされて、ラベルもついているのが確認できます。
あとは、エポックリジェクションと加算平均の処理をしたら、目視で個別判定もできそうです。
今日は、ここまでにして、また来週頑張ります!
それでは、私は帰ります~♡